フリーランスを考えている方や、現在フリーランスエンジニアとして働いている方にとって50代など年齢が高くなると収入が減ったり、仕事がなくなったりしてしまうじゃないかと不安に思う方も多いことでしょう。

かくいう私も半フリーランスとして生活をしていますが、実はそんなに不安はありません。
それはなぜかというと、いろいろと対策を考えているのを今までの経験があるからです。
そうしたフリーランスエンジニアの末路に不安を抱えているあなたに、この記事では私の経験をもとにフリーランスエンジニアの末路が悲惨にならないための解決策を紹介していきます。
フリーランスとして何も考えないでおくと悲惨な末路になってしまう
フリーランスとしてとにかく自由に働けばいいやと思っていたら、悲惨な末路になってしまうのは必至です。
だって、年齢が上がるにつれて以下のような状態になるからです。
- 新しい技術的についていけないからできない・・・
- 体力的に8時間もパソコンの前で作業できない・・・
- 病気になって稼働できないから収入が減ってきた・・・
- 50代になって案件が減り、仕事はなくなってきた・・・
こういった末路をたどってしまう理由は、フリーランスというものが自分自身の労働力と技術力が商品だからです。
現実的にもフリーランスエンジニアの案件では年齢制限を設けている場合も多く、50代になると案件がぐんと少なくなり、収入も減ってきます。
フリーランスエンジニアの末路が明るくなる解決策
では、フリーランスエンジニアの末路が悲惨にならないように、明るいものにするためにどうしたら良いのでしょうか。
半フリーランスとして働き、会社経営や副業などをしてきた私なりの解決策を紹介します。
別の収入源を作り出す
フリーランスとしての収入以外に収入源を作ることは、フリーランス収入のみの依存から脱却し、収入も増えるため一石二鳥です。
ここでは、フリーランスエンジニア向けにおすすめの収入源を紹介します。
株式に投資する
株式投資は保有株を2倍~3倍の値上がりを狙える銘柄に投資するスタイルがおすすめです。
フリーランスエンジニアにとって株式投資をお勧めするのはIT業界の動向を感じ取りやすいからです。
新しいサービスを知ったり、新しい技術開発を知ったり、いろんな開発案件に携わることで業界の動向や市場動向、今のトレンドが分かります。
株価が大きく上昇するのは、IT関連株が多いです。
例えば、弁護士ドットコム・アカツキなどは上場後に何倍にも株価がなった代表的な銘柄です。
アメリカではカナダ発のECサイト構築サービス「Shopify」が大きな成長を遂げました。
こうしたITサービスや技術の動向をいち早く感じ取れるのはエンジニアとして身を置く立場としての強みです。
ぜひ、今の潮流を読み取り、株式投資にチャレンジしてみてください。
FXトレードに挑戦する
FXとはドル円などの為替取引を指します。
チャートを見て買いか売りか判断し、売買差益で稼ぎます。
FXがエンジニアと相性が良いのが
- パソコンが使える環境なので、監視しやすい
- エンジニアはロジック好きなので、自分なりのトレードルールを作りやすい
- MT4・5と呼ばれるチャートソフトは自分で作った自動売買プログラムを組み込める
といった利点があるからです。
仕事しながら、短期間に何度も売買を繰り返すスキャルピングやデイトレをすると仕事に支障が出やすいので、1時間ごとや4時間ごとに監視してエントリーできるスイングトレードがおすすめです。
また、エンジニアの強みは自分で自動売買プログラムなどが組めるところです。
挑戦してみると非常におもしろいですよ!
ブログを始める
フリーランスエンジニアとしての実体験やプログラミングに関する記事をブログで書いて収入を作るのもおすすめします。
フリーランスとして仕事で使って良かったフリーエージェントや書籍、サービスをレビューしてみたり、フリーランスの資産運用実践記などを書けば、証券会社の新規開設を紹介して収入が入るアフィリエイトなど別の収益源を作るチャンスでもあります。
noteでエンジニアとして専門的なノウハウを有料記事にして販売するのもありです。
フリーランスを辞めて法人化する
フリーランスとして稼いだお金から、300万~600万くらいを元手として法人化して人を雇うのもありです。
フリーランスになった目的として、自由で誰にも縛られないという形で始めたと思います。
しかし、会社の社長になっても自分がトップなので結構自由なままです。
会社の社長となり社員を雇って案件をこなすようにすれば、
- 自分じゃなくて若いスタッフたちに働いてもらいながら収入が得られる
- 自分がコードを書くなどの作業時間が減っても収入が変わらない
- 自分以外のスタッフがいれば、キャパが増えるので売上も増える
といった利点があります。
フリーランスから始めて法人化する人は結構多いですし、私の知り合いでも法人化しているエンジニアは多いのでおすすめしています。
フリーランスとしてパート的な時間で働く
結婚されていれば、50代にもなるとお子さんも自立する年齢になるので、そこまで大きな収入がなくても良いので、あえてパート的なフリーランスとして働くこともありです。
まとめ
以上、フリーランスエンジニアとして独立したら悲惨な末路を迎えないための対策を解説してきました。
きちんと対策を考えていれば、フリーランスエンジニアの未来は明るいです。
ぜひ、記事を参考にしていろんなことにチャレンジしてみてください。